日本鋳鍛鋼会によると、今年度上期(4~9月)の鋳鋼(鋳放)生産は前年同期比12・3%減の5万6869トン、鍛鋼(打放)が5・9%減の23万9398トンだった。関連市場の低迷が響いた。上期を終えても回復の兆しが見られないなど厳しい状況が続いている。 鋳鋼は主力の需要先である土木建設・鉱山機械、船舶、自動車などの関連需要が弱い。特殊鋼関連も鋳鋼...