三菱製鋼の山口淳社長は15日、現行3カ年中期経営計画の最終年度(2025年度)の連結営業利益目標110億円について、「国内鋼材の需要回復遅れを海外鋼材、ばね、素形材、機器装置でカバーすることで達成を目指す」と表明した。現中期では、国内鋼材事業に収益の大部分を依存する体質から脱却し、業績ボラティリティ(変動性)を抑える収益基盤構築に取り組んで...