「『武士は食わねど高楊枝』という言葉がある。武士ならば、この厳しい状況も我慢できるかもしれない。ただ、我々は江戸時代の士農工商で言えば商人。商人である以上、生きていくためには日々の商売を継続しなければならない」と話すのは、異形棒鋼流通大手、大阪鉄材商事の梁川泰人社長。 長引く建設需要の落ち込みは、異形棒鋼の製品需要や市況にも暗い影を落として...