日本製鋼所は北米向けで初めて小型モジュール式原子炉(SMR)部材を受注した。14日に開いたオンライン決算会見で明らかにした。受注したのは内部構造に使われる部材で、「内部の複雑で製造が難しい部材は今後も受注が当社に来るだろう」と松尾敏夫社長は話す。 同社は大型鋼塊から部材を製造できる強みがある。一方、SMR部材は大型原発に比べ小さく済み、競争...