阪和興業の篠山陽一専務は8日の決算会見で、上期の鋼材取扱い数量が減少したことを受けて「1990年代に9千万トン近くあった内需が、足元の今年度は5100万~5200万トンに減りそうだが、内需が縮小していくことは想定内」とした上で「国内の一つひとつのビジネスに、どう厚みを持たせていくかが大事になってくる。当社は『そこか(即納・小口・加工)戦略』...