自社よりも小規模な顧客に対してコスト増分をどう価格転嫁するか。もし顧客が一定以上自社よりも規模が大きい場合、下請取引に当たり、親事業者は下請法のもと価格転嫁に理解を示す必要がある。ただ、条件に当てはまらないのならその限りではない。「体力の少ない零細規模の顧客に対しては心理的にも抵抗感がある」(扱い筋)。顧客のその先、つまり最終ユーザーがサプ...