関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は、9月の薄板流通動態調査をまとめた。コイルセンター(CC)など流通各社は出庫が鈍い中で仕入れを制限しながら在庫調整を続けている。その中で9月は8月比で稼働日数が増えたことなどにより、総計の在庫率は熱延・冷延・表面処理の全品種で低下した。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が1・92...