厚板は、高炉大手の店売り向けに対する強気の姿勢が続いている一方で店売りマーケットにおける末端実需は「2月に入り、動きが鈍化傾向にある。市中の荷動き、引き合いはいまひとつ盛り上がらない」(首都圏の有力販売店)とのこと。ヒモ付き関連や建設プロジェクト向けが堅調なだけに、市中末端との〝温度差〟が目立ち始めている。 高炉大手の相次ぐ店売り値上げ表明...