日本製鉄は、建設資材や産業機械などに用いる鋼管の店売り向け販売価格を1年10カ月ぶりに引き上げる。上げ幅は5%で、全品種について2026年2月製造分から適用する。足元で鋼管の荷動きは低調だが、26年度後半には建築需要が出てくると判断した。労務費や物流費などの上昇で収益が圧迫される中でも安定的な製品供給を維持するため、価格改定でコスト増加分を...