依然として活況を呈している北米のシェール開発だが、関連する油井管(OCTG)をはじめとした鋼管需要に変化の兆しが出始めている。足元の傾向と今後の見通しなどを伊藤忠丸紅鉄鋼鋼管本部の谷本雅一本部長に聞いた。(後藤 隆博)——まず、北米のシェール開発の動向からうかがいたい。「基本的には活況だ。特に原油価格が高止まりしているので、オイル掘削が圧倒的...