JFEスチールは29日、製鉄プロセスの脱炭素化に向け、高炉原料に直接還元鉄(DRI)を活用すると明らかにした。まず東日本製鉄所千葉地区(千葉市)の高炉で2028年度に活用を始める。DRIを用いることで、原料炭由来のコークス使用を大幅に減らせるため、高炉からの二酸化炭素(CO2)排出を減らせる。還元鉄の調達可能量などを勘案しつつ、他地区の製鉄...