電炉鉄筋メーカーの中山鋼業(本社・大阪市、社長・座古俊昌氏)は、省力化・コスト低減・品質改善など競争力強化を狙いに、設備投資に今期17億円を投じる方針だ。減価償却費の約8億円を大きく上回る設備投資となる。これまで同社は財務の強靭化に継続して取り組み、自己資本比率を78%にまで高めていた。ただ足元は国内鉄筋需要の減少が続く中、輸出市場も低迷。「...