LME(ロンドン金属取引所)ニッケル価格が09年3月以来、およそ4年4カ月ぶりにポンド当たり6ドル台を割り込んだ。中国経済の鈍化懸念などを背景に、投資家のリスク回避姿勢が強まり、値崩れを起こしている。また、需給指標であるLMEニッケル在庫が過去最高を更新した後も増加基調にあることも下押材料となっているもよう。現物価格では今年最高値をつけた2月...