私は、商賣柄、國内外の鐵スクラップの流通について自律かつ自由な商内(あきない)、自生的秩序を支持する者であります。この商内が私の性分に合つてゐると思ひます。 昔に戻りますが、昭和四十年代の高校、大學時代にはマルクシズムの洗禮を受けた世代でした。私自身は生來のへそ曲がりで、人間の自由自律を蔑(ないがし)ろにする所謂唯物史觀に疑問を覺えてゐまし...