鉄構大手の駒井ハルテックは、風力発電システムの海外市場を積極開拓する。本格参入から5年が経ち、架設と輸送が難しい地域で有効な小型の設備を軸に極東や南米などからの引き合いが増加。建築鉄骨と鋼製橋梁に続く中核事業として、既存分野で培った品質管理や施工のノウハウも活用し、将来的な収益の柱に育てる。同社は離島や山間部など重機や据え付けが難しく、大容量...