普通鋼電炉メーカー11社の17年4~12月期決算が6日までに出そろった。需要改善による数量増や販価上昇で軒並み増収だったが、利益面では形鋼や鋼板メーカー5社が増益だったのに対し、鉄筋棒鋼メーカーは減益または赤字。主原料の鉄スクラップ価格が上昇する中、販価引き上げの浸透度合いによる品種別の収益格差が依然鮮明だった。厳しいコスト高から18年3月期...