神戸製鋼所・加古川製鉄所の設備増強が進んでいる。溶銑予備処理工場新設、高炉改修、高効率自家発電設備(GTCC)の増設など、神鋼の「鉄鋼事業の屋台骨を支える」(柴田耕一朗加古川製鉄所長)投資が進む。同製鉄所は4日、マスコミ向けに製鉄所見学会を開催。柴田所長は「製鉄所は大変革期を迎えており、大型の収益改善投資は終わりつつある。今後は上工程が加古川...