建築関連を中心とした黄銅棒の国内市場は現在、回復基調にある。今後は2020年開催の東京五輪に向けたニーズも期待される状況だ。大手メーカーである大木伸銅工業(本社・東京都板橋区)はこれからの需要環境にどのように対応するのか。事業の指揮を執る大木宗治社長に聞いた。(古瀬 唯)