「親父(創業者の故本間紋司氏)が厳しくて、随分仕込まれましたね」と振り返る。25歳で入社して仕事に励み、ある程度任されて自負も持つようになると、先代と意見がぶつかる場面が増えた。専務時代のことで、「会社で激しくやり合っても、家に帰ればお互い引きずらなかった」とも。ステンレス薄板のベンダー加工を昭和40年代から手掛け、"本間の曲げ"は業界で定評...