【中国・曹妃甸発=高田潤】中国高炉大手の首都鋼鉄集団は、来春にも曹妃甸製鉄所(河北省唐山市)で高炉や転炉、熱延ミルを増設する第2期投資を着工する。新熱延ミルは年産能力350万トンで、薄スラブ連鋳と直結したプロセスを採用し、ラインのコンパクト化や省エネを図る。曹妃甸は2010年6月に本稼働した首鋼の最新鋭製鉄所。現在の粗鋼年産能力は970万トン...