新型コロナウイルス禍による高炉の一時休止で輸送需要が落ち込み、大きな打撃を受けた鋼材陸運業。昨秋から荷動きは持ち直してきたが、足元の輸送量はまだコロナ前水準を回復していない。慢性的な運転手の不足や高齢化も課題だ。全日本トラック協会の三村文雄・鉄鋼部会長(共立輸送顧問)に事業環境の見通しや人材確保策などを聞いた。