日本製鋼所は8日、2016年3月期の通期連結業績予想で経常利益などを上方修正した。その大きな要因の一つが、素形材・エネルギー事業の室蘭製作所(常務執行役員所長・柴田尚氏)が4期振りに黒字転換する見込みとなったこと。17年度からは原発部材の受注回復も見込まれ、室蘭を訪れた同社の佐藤育男社長は次期中期計画(18〜20年度)では「安定的な収益を出せ...