住友電工は17日、子会社の元派遣社員が取引の不正行為で大阪地方検察庁に逮捕されたと発表した。住電半導体材料で生産設備の設計を担当していた元派遣社員は06年4月から14年2月までの間、改修・補修工事を装った架空発注で代金を着服していた。住友電工では元派遣社員を既に刑事告訴しており、告訴対象額は約4億円となっている。