今年末から2019年にかけて、東京五輪のインフラ整備が本格化する。プロジェクトが動きだしたことで、鉄鋼市況も条鋼建材類を中心にジリ高基調に転じている。需要のピークは18年との見方が強い。このピークの認識が「〝山〟ではなく〝丘〟程度になるのでは」との見方がある。東京五輪関連と重なる建設計画などは、既に20年以降に先送りされているものも多いとみ...