日本鋳鍛鋼会によると、8月の鋳鋼(鋳放)生産は前年同月比14・5%減の8366トン、鍛鋼(打放)が7・6%減の3万3520トンだった。関連市場の低迷が続いたことが響いた。鋳鋼は主力の需要先である土木建設・鉱山機械、船舶などの関連需要が弱く、自動車も苦戦している。特殊鋼関連も鋳鋼管やバルブ、圧縮機、破砕機向けなども微減傾向。鍛鋼は主力の自動車...