東京製鉄は21日、11月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月ぶり。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「10月契約で実施した全面値下げの価格を据え置くことで現行販価が底値圏であることを示したい」として市況の早期底入れを確実なものとする姿勢を示した。