田中貴金属工業は17日、半導体パッケージの後工程における通電の最終試験で使用されるプローブピン用パラジウム(鉛)合金「TK―SK」を開発したと発表した。独自の加工技術で硬度を高め、最大硬度640HV(ビッカース硬さ)を有するのが特徴。半導体検査装置におけるプローブピンの摩耗による変形を軽減し、検査装置の長寿命化と低コスト化への寄与が期待でき...