厚板は弱含みの展開が続いている。市中価格は16×(5×10)無規格=13万6千~8千円どころ。 夏場を底として荷動きは上向きつつあるが、前年に比べ鈍い。切板需要は低空飛行を続けており、注文がより小口化している。溶断業者は「小ロット対応が増えており生産効率はよくない。また出庫も鈍い」と話す。 東京製鉄の10月販価の値下げの影響で下げ圧力が広が...