鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日、内需、輸出とも厳しい需要環境認識を示すとともに、鋼材輸入動向に対する警戒感を強調した。8月入着は減少したが「台風による天候影響があった。9、10月の推移を数量、価格の両面で注視する必要がある」と述べた。 同日の懇談会終了後、記者団に語った。 アジア市場では、中国の輸出ドライブが懸念材料と...