中国からの輸入鋼材に対し世界各地で通商措置が広がる中、南アフリカ共和国でも熱延鋼板をめぐるアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査が始まり、これに日本材が巻き込まれている。 南アフリカ国際貿易管理委員会(ITAC)は9月20日付の官報で、中国と日本、台湾から輸入される板幅600ミリ以上の合金および非合金鋼の熱延鋼板に対しAD調査を開始すると...