中国鉄鋼市場は、きょう8日から大型連休の国慶節が明け取引を再開する。連休直前の中国当局による金融緩和や住宅購入制限の見直しで鋼材市況に大相場の兆しが見られる一方、鉄鉱石など原料のスポット市況も急上昇している。日本の鉄鋼輸出関係者には「安値つかみ」への警戒感も高まっており、当面は「適正価格」を探る展開が予想される。 中国では国慶節前の9月30...