来春入社予定の大学生の採用内定が解禁された10月1日、多くの企業で内定式が開かれた。自身を振り返るとちょうど20年前。いわゆる内定拘束の側面が強かったが、管理職から「報道とは何か」といったテーマで訓示を受けた。仕事とは何かを考える契機になり、学生気分を多少なりとも払しょくできた。記者が取材した企業でも、神妙な面持ちで式典に臨んでいた。希望に...