普通鋼鋼材は、今週も主要分野の実需は低調で弱含みが続きそう。東京製鉄が10月販価で大幅値下げを表明した影響もあり、条鋼建材品種を中心に需要家からの指値が厳しくなっている。製造業関連では建産機関連の需要は低位のまま。自動車向けも向け先や車種によって生産動向に濃淡があり、コイルセンターや加工業の操業は回復途上の状況が続く。 特殊鋼、ステンレスは...