中国人民銀行が先週、事実上の政策金利や預金準備率を引き下げる大規模な金融緩和を実施したことを受け、上海先物市場の鋼材取引価格が急騰している。9月30日には熱延コイルの取引価格(来年1月限月)がトン当たり3643元(約510ドル)でストップ高に。1日で200元を超える上昇となり、3カ月ぶりの高値を付けた。 中国では10月1日から国慶節に入る。...