神戸製鋼所の伸銅品販売に回復の兆しが出てきた。銅板条の販売量に関しては、8月時点で上期、通期の見通しを下方修正したが、銅板ユニットを担当する高田泰史執行役員は「6月までは自動車品質不正問題の影響を受けたが、7月以降は自動車メーカーの挽回生産もあって車載端子向けの需要が回復基調に入っている」としており、下期以降も回復傾向が続く見通しだ。 同社...