日本電線工業会は20日、2028年度までの5カ年を対象とした銅電線の中期需要見通しを発表した。28年度の合計量は63万7千トンで、23年度実績値から年率0・6%のペースで伸びると見ている。輸出を除く全分野で増加を見通しており、電力や電気機械向けの伸びが顕著。電線工業会では「最低限実現したい数字」としている。 分野別の動向は通信向けが8千トン...