普通鋼鋼材の国内向け需要が伸び悩んでいる。日本鉄鋼連盟によると、今年1~7月の累計受注量(国内向け)は前年同期比1・9%減の1977万トンにとどまり、新型コロナ禍で需要が落ち込んだ2020年以来の2千万トン割れとなった。需要を押し下げているのは自動車、産業機械など製造業向けの不振。需要回復が遅れれば、通期(24年1~12月)でもコロナ禍の2...