条鋼建材製品は、辛くも現行値圏を維持した。建築分野の需要低迷が続き、営業日数も少なかったため荷動き、引き合いが精彩を欠く展開となった。 異形棒鋼は直送、在庫ともに横ばいで推移した。RC造の5~7月着工床面積は前年同月実績を下回り、商談も閑散とした。秋以降の案件も出始めたが数量は伸びず、ゼネコンの下押し圧力は強まりつつある。 H形鋼や一般形鋼...