鉄スクラップは内外需要ともにさえず弱含み。定期炉休を終え、稼働を再開させた電炉もあるが、中部鋼鈑は新電炉への更新を理由に稼働を停止している影響で今月の地区電炉の粗鋼生産は43万トン前後となりそう。2023年平均を3万トン下回る水準。建築需要は依然足元に明るさが見られず、建材関連向けの鋼材を生産する電炉に勢いがない。また、自動車産業もトヨタを...