政府は、二酸化炭素(CO2)の排出量取引制度の2026年度稼働に向け、具体的な制度設計に入る。50年カーボンニュートラル(CN)の実現と経済成長を両立させるための施策となる「成長志向型カーボンプライシング構想」の一環。鉄鋼業界は50年CNの実現に向けて、脱炭素技術の開発を進める一方、革新技術・設備の実装を視野に入れており、今後、巨額の資金需要...