ドイツのティッセン・クルップが80%出資する鉄鋼事業会社のティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパ(TKSE)は8月29日、CEOのベルンハルト・オズブルグ氏はじめ経営首脳3氏が同日に辞任したと発表した。経営を監督し任免権を持つ監査役会でもシグマール・ガブリエル会長ら4氏が退任する。TKSEでは持ち株会社との対立が表面化しており、最高幹部が...