大林組はこのほど、浮体式洋上風力発電施設で国内初となる緊張係留方式のTLP(テンション・レグ・プラットフォーム)型浮体を青森県下北郡東通村岩屋の沖合3キロメートルの海域に設置し、1年間の挙動観測を開始した。浮体製作の低コスト化、大量生産を図るため鉄筋コンクリート(RC)と鋼製部材によるハイブリッド構造を採用。実波浪下での動揺安定性の確認やコ...