中部電炉は28日までに、鉄スクラップ購入価格をさらに500円下げた。地区実勢相場はH2=4万3千~6千円と中心値で4万5千円を割り込んだ。足元、市況反発につながる好材料に乏しく、市中では先安観が根強い。 電炉筋によると先安観の先行で、さらに買値が引き下げられる前に荷の出荷を急ぐ直納ヤード業者からの売りが相次いでいるもよう。各社、炉前在庫を比...