異形棒鋼が主体の鉄筋の需要が振るわない。2024年上期(1~6月)は鉄筋コンクリート造(RC造)の着工も低調で、ゼネコンと専門工事業者の受注高も前年比で2割落ち込んだ。背景の一つにあるのが、4月から施行された働き方改革関連法に伴う建設業の「2024年問題」だ。建設業界で常態化する人手不足や高齢化に加え、職人の時間外労働も抑えられるようになった...