中国から輸出されるアジア向け熱延コイルが一段安の動きを見せている。今週にはベトナム向けでトン当たり500ドルを割り込んだオファー価格が出てきており、2020年7~8月以来の安値圏に沈んだ。内需低迷に加え、異形棒鋼の規格改定による市場混乱が価格の下押し圧力に拍車を掛けている。 ベトナムでは、地場鉄鋼大手のホア・ファットが今月初旬時点でホットコ...