特殊鋼専業5社の24年4~6月期連結決算が出そろった。中国などの日系車の販売不振、型式認証問題に伴う生産・出荷停止影響などで売上数量の回復が遅れる中、前年同期に比べて原燃料価格は低下したが、売上数量減などが響き3社の経常損益(愛知製鋼は税引前損益)が悪化。大同特殊鋼は特殊鋼鋼材で増益を確保するとともに、自由鍛造品分野の収益が拡大した。三菱製...