鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は7日、鋼材輸入量が増加していることについて、「需要が伸びていない中での輸入増は深刻。必要な対策を視野に入れる段階にきている」と述べ、アンチダンピング措置などを検討せざるを得ない状況にあるとの認識を示した。 同日の懇談会終了後、記者団に語った。 鋼材輸入量は6月まで、前年同月に比べ7カ月連続で増加...