普通鋼電炉メーカー11社の24年4~6月期決算が6日までに出そろった。建築需要の低迷が続く中、販売量が減少するなど6社が減収。主原料の鉄スクラップ価格に大きな変動はなかったが、数量減を背景として販売単価が下落しメタルスプレッドが縮小するなど8社が経常減益となった。 当期は中山製鋼所、大阪製鉄、東京鉄鋼が前年同期に比べ販売量を拡大したが、東京...