溶接継手大手の淡路マテリア(本社・兵庫県洲本市、社長・三尾堯彦氏)が共同開発した建築用ブレース型制振ダンパー向けのFMS(Fe―Mn―Si=鉄・マンガン・シリコン)合金鋼が、日本金属学会から2024年秋の技術開発賞に決まった。地震エネルギーの吸収性能に優れる合金鋼を厚板として製品化し、制振素材に応用した点が評価された。 FMS合金鋼は、物質...