中部電炉は19日にかけ、鉄スクラップ購入価格を500~1千円引き下げた。円相場の急伸で輸出価格が軟化している上に、月末からの定期炉修に伴う需給緩和が要因とされる。地区実勢価格はH2=4万8500~5万1500円どころ。 為替相場が円高に振れ始めた先週13日より、東京製鉄田原工場が買入値を500円引き下げた。その時点では追随したのは、一部電炉...